これからDAB染色だって~のに、塩化アンモニウム溶液が見つからない!!!
あぁ~~困ったよ~
しかも冷蔵庫の中には既にスライスされた切片入りのプレートが山のように置いてあって、それらの引継ぎに関して何も聞いてない!!!
早速妊婦に電話をする羽目になった…。
妊「は~い!元気?どうした~?」
私「早速電話ですみません。塩化アンモニウム溶液が見つからないのと、何かプレートがあるんですけど…」
妊「あ~溶液は○○の右下にあって、プレートは先生のサンプルでただ切っただけ。ごめんね~」
私「そうでしたか。先生が見つからなくて、聞くことができませんでした。」
妊「そうだったんだ~アハハハ。帰り際に言われて、そのまま帰っちゃったから言ってなかったね~」
私「すみません。」
妊「いいのよ~また電話して~暇だから!」
結局、先生のサンプルはインジェクションが上手くいってなかったらしいので、捨てることに。
塩化アンモニウム溶液は見つかって、無事にDAB染色ができた。ニッスル染色、封入。
4月末までに出すはずだった会計伝票の提出を、急いで〆て経理に提出したり、高めの機器を発注したり、試薬の見積もりもらったり実験よりもデスクワークのほうが多かった。
まぁ、GWのど真ん中に実験しても進まないってのもあるだろうし、先生もポスドクも溜まったデスクワークをやって頭から煙を出していた。
私も妊婦さんの席をあてがわれて座るんだけど、染色しに別の部屋、文具カタログ取りに別の部屋、プリントアウトは秘書の部屋、コーヒー淹れに別の部屋、営業さん来て立ち話…
座ってらんねぇ!!
前にいた仮デスクの方が何をするにも楽だったような気がした。
夕方、山田先生に共同使用している超純水のホースから水漏れをしている事を何気なく伝えると、ドライバーを持ってホースの治療にあたった。
私は4月の中旬から気づいていて、私が回りに被害が及ばないようにアルミホイルでトレイを作っていた。
山田先生は「どうしてみんな気が付いてくれないんだろう。」と怒っていた。そうだよね~。でも隣のラボは外国人ばっかりだから?それは偏見?
とりあえず、超純水の手術は終了したので、術後の経過を見ることになった。
明日も実験自体はなさそうだけど、山田先生と20%PFA-PBを作ることになっている。
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