今日は父方の祖母の友達だったお婆ちゃんのお通夜に参列してきました。
葬儀は近くの斎場だった。
半年前に体調を崩してから、入院をしていて10月20日の夜に静かに息を引き取ったそうです。
97歳になるお婆ちゃんは田中さんといって、私が小学校中学年くらいからの記憶がある。
見た目は真っ白い髪がフワフワしてて、お婆ちゃんだけど、目がクリクリしてて、物腰柔らかだけど超頭がしっかりしていて、お年寄りとは思えないような考えをもっている人だった。
父方の祖母が長い入院生活の末、70代で逝ってしまったとき、田中さんはとても悲しんでくれた。
既に90代の田中さんは「皆に置いていかれる。早く死にたい。」とよく言っていた。
祖母が亡くなってからも、両親は田中家との付き合いがあったが、この夏を過ぎてから私達の事情もあり、病院へは行ってなかった。
奇しくも10月20日のお昼ごろに「田中さん元気にしてるかな?会いに行かないとね。100歳になったっけ?」と母と話題にしていたその夜のことだった。
式は親族の方だけのように見えたが、その中に母、私、妹で参列した。
田中さんの人柄の良さ。祖母を大事な友達と思っていてくれたこと。元気で、いつも笑っている姿しか思い出せない。
多分、私が1番泣いていたような気がする…。
明日は告別式だが、私は仕事があって参列できない。母もどうしても外せない用件があって参列できないとなると、今日が田中さんと顔を合わせる最後の日となってしまった。
「お清めをどうぞ」
と奥の座敷に通され、いろんな方が母のところへ挨拶に来てくれた。
やはり、私達以外は親族なんだろう。それに、田中さん自身からも話をいつも聞いていたと言われた。
田中さん、お婆ちゃんと合えたかな?逢いたい人たくさんいるだろうしね。
ご冥福を…
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