朝、起きるのがツラかった。
さらに時間が10：30だった。
何とか連絡をしなきゃと「寝過ごしました。すぐに向かいます。」と入れたメールが、後々鬱になるとは知らずに…


出勤して中尾さんからの第1声「ちょっと、あのメールまずいよ～」
私の「寝ること」と「起きること」に関して、中尾さんから注意された。

何で？私が起きるところを見たことがあるの？
起きてからの私の状態を知っているの？

結局は私の状態は関係なくて、朝「来る」か「来ない」だけで判断されているんだね。

苦しいよ。すごく苦しい！動悸が激しい！やめて！！！


倒れたいような状態の中で午後は実験をしていた。
新入社員講習会から新人さんはまだ帰ってこない。
どんな顔で話をしたら良いのか、また動悸が激しくなる。

夕方、新人さんと話せるタイミングができた。
なんだか、新人さんも言いたいことがあったらしく、テンションが高かったので1階の自販機前でジュースを飲みながら話をした。

昨日先生に怒られた内容は身長に関しての話で、そこから私が新人さんを傷つけるような会話をしたと思ってもらえばいい。（常に悪役な私）

先生の怒りは深読みのしすぎだったことが判明。
新人さんも「そんなこと！？」と驚いていたが、私にとっては激しく鬱になるほどだった。

新人さんの広い心と、優しい思いやりに胸のつかえが取れた。
もう1つ先生が怒ったことがあったので、私はそれを新人さんに確かめた。


「あの…おいくつですか？」
「3○才だよ！」
「(ﾟﾛﾟ;)ｴｪｯ!?　学生だと聞いていたから、私より若いのかと思ってたのに～～～～～」

そう。先生の怒った理由。それは年上に対する口の利き方。
何故、敬語を使うのか。別に年下に常にタメ語しか話さないわけではない。
私の中では「フレンドリー」+「ですよね」みたいな感じだったのだが、何にせよ怒りの対象でしかなかった。

私の知らない情報でしたよ。



それから劇鬱から抜け出せた私は、周りに悟られないように気持ちを押さえてラボに戻った。

今日は早く帰れそうだった。
ただ、今作っているコンストラクションの制限酵素サイトを探して、酵素処理をして帰ろうと思ったくらいで、時間は19：30.
うんうん。20：00までには帰れそうだな！

中尾さん。この酵素で処理しようと考えているんですけど…
　　　　…中略…（シークエンスデータを見せる）
もう分からない…GAATTC…GTGAATTAC…Gが足りない。データベースはGで、サンプルはA…それで…
　　　　…中略…（サンプルをオリジナルに変換する）
中尾さんできません。
　　　　…中略…（中尾さんが別のソフトを起動する）
ストップコドンが出てきませんし、Nが削除できません。
　　　　…中略…（最終的に中尾さんにやらせる）
後は名前付けて保存して？じゃぁ僕帰るから。

あ。もう24：00だ。

最後に中尾さんが10分くらいやって終わったのに、私はATCGを4時間も見ていただけ！？！？

も～～～～～～なんだか無性にイライラする！！！！
中尾さんが通り過ぎるたびに「まだ分からないの？」って言われて、知らない機能を出してきて「こうやるんだよ」って。
はじめから教えてよ！！！

もう、ATGCの羅列がにじんで見えないよ。




寝るって良いことあるの？
in situのバックグラウンドが高くて、シグナルが見えなかった夢を見たり、midiprepしていたフラスコが全然大腸菌が増えないと思ったら、CmとAmpを間違えて入れた記憶がある！っていう夢だったり、シークエンス解析をしている夢だったり。

寝るなら永眠したいね。