仕事が終わって、夜空を見上げると満月の月明かりに照らされたうろこ雲が空一面に敷き詰められていた。
なんだか月が大きく感じるなぁ…
車を走らせて家も近づいてきた頃、大きな川を渡る橋の上を走っていた。
周りは土手と田んぼばかりで、道沿いの外灯くらいしか無く、真っ暗である。
すると、正面の空にとても明るい筋が走った。
流れ星というには遥か遠くでも無く、明るすぎるほどで、「焼失」という表現がぴったりなほどだった。
何か隕石が大気圏をかすめたのかもしれない。
何か流星群の一部だったのかもしれないけど、あんなに太く明るく光った何かが気になる。
そんな瞬間を見ることが出来て、ちょっと興奮した。
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