6月はin situばっかりやっていたから、免疫染色の結果は箇条書きで3行…。
どうあがいても、雷が落ちると思っていたから、in situの結果を詳細に分析しているように(いや、実際していたんだけど)見せて、両面印刷して免疫染色は触れないようにと裏側に箇条書きが来るように小細工した。
マジで、あわよくば免疫染色は触れずに、終わらせたいと目論んでいた。
先生は数値を表に表すよりも、グラフが好きで両方用意しておいた。
ドキドキしながら魚会議が始まったわけだけど、
10:00から、中尾さん、五十嵐さんランチ休憩を挟んで、
13:00からペコさん、私という順でプログレスが進んでいった。
午後からの魚会議はペコさんの大量な解析データに随分と時間がかかっていたような気がする。15:30からは会議室が次のラボの予約が入っているし、私に番になったときは15:00目前だったので、1時間半以上は費やされたと思う。
さてさて時間があまり無いというのに、お決まりの
「えっと~~~」から始まり、一生懸命印刷した画像データと、表とグラフを説明した。
先生もグラフを見て機嫌が良くなり、冗談を口にするほどだった。
私は先生の機嫌が良くなかったときの伏線として、大きく拡大したシグナルの画像データを用意しておいたものも見せた。
先生はさらに上機嫌になって嬉しそうで
、「ナデシコさんや、○○君に見せてもイイくらいだ」など言っていたようだが、私はその後の免疫染色の話がどうなるかと上の空だった。
「次に、免疫染色ですがin situに燃え尽きて、こちらはnが増えてないのですが、グラフだけ作りました…」とグラフだけ見てもらって、in situが忙しいせいにした。(危)
奇跡的に先生は
「in situのシグナルを数えてるのも、パーティションの後ろから覗いてたし。」など私の忙しっぷりを覗き見していたらしい!!
川:「もう数匹数えたら、それで十分なデータになるんだから。そんで、次の細胞も数えや~」
私:「先生が数えたらいいのに…」
川:「ん!?今、悪口言っただろ!!」
私:「いえいえ、とんでもございましぇん…フフフ」
これからもまだまだin situをしてもらうと言われて、免疫染色早く終わらせないとな…と切に感じたよ。
in situもプローブや、セクション場所によってはシグナルが出なかったりもするが、一通りの結果は出ている。
でも、先生は「慣れてきた頃に失敗するんだ!」と言いつつも、私が失敗しないので面白がってるんだと思う。
ペコさんから
「とみぃさん、超波に乗ってますね!魚のビッグウェーブを作り出してますよ!!」と言われたが、私は自分に一杯一杯で、
波に揉まれて浜に打ち上げられてる姿としか想像できなかった。
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