夕方、タバコがなくなりそうだったから近所の自販機まで歩くことにした。
午前中の激しい雨も、地面が濡れているだけで空が青くて眩しかった。
帰り道に空を見上げながら歩いていたら、ツバメがたくさん飛んでいたので眺めていたら、電線にとまっているツバメがいた。
よく見ると、飛んでいるツバメが、電線にとまっているツバメにエサを与えていた。
「おお!ヒナ!!」
しばらく電線の下でヒナを観察することにした。
ヒナは2m間隔くらいで3羽いて、親ツバメがそばを飛ぶとピィピィとベギングコールを出してお腹が空いていることをアピールしていた。
よく見ると、ヒナの胸毛はまだ換羽が終わってなく、ヒナ毛がポワポワと風に揺れていた。尾羽も親ツバメのように2本に分かれてもいない。
口角も白いんだか、黄色いんだか、見づらかったけど確認できた。(そりゃヒナだからな~)
親ツバメがヒナに給餌する時間は1,2秒で、またすぐにエサを捕まえに飛び去る。
一生懸命見ていたら、私の目の中に虫が飛び込んできた。
「ぐはぁ!!お、奥さん!ココに虫いまっせ!!」
虫の襲撃で、我に返り家に帰ることにした。
そのまま日が暮れるまで見ていそうなくらい楽しかった。
別の電線にはもう少し大きそうなヒナがとまって、親ツバメから給餌されていた。そのヒナは向かいの電線に飛んでいた。
まぁどのヒナも電線にいるってことは、少なからず飛べるんだけどね。
大体20~30日齢で巣から出て、エサもらいながら、自分も何かつつくしぐさはするもんだ。
カラスを飼ってみたいんだけど、どっかにヒナ落ちてないかな~?
ネコとカラスの共存はできるのだろうか…
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