今日のミーティングは長かった~。
10:00~13:30までと、食堂も閉まっちゃうよ!という時間だった。
私は、郵便局に用事があるといって、そのまま外でランチにすることにした。
悩んだ挙句、車が停められるスーパーのファーストフード店に入ることにした。
外でランチはなんだか休日みたいだ。
昨日、山根・下田に食事をしようとお誘いのメールを出しておいたから、今日は早く帰るぞ!
今日はin situの試薬を調整して、採卵を仕掛けておいたから卵は何組産んだかな~と携帯を弄りながら、のんびりとすごしてしまった。
20:00 仕事終了
さてさてご飯に行くことに。
最近よく焼肉屋に行くことが多かったから、焼肉屋は無いだろうと考えていた。
2人からどっちの店がいいかと提案された店は
A:ステーキ店
B:しゃぶしゃぶ
どっちも肉かい!!
つい口から出てしまった。
他も思いつかないし、2人が行きたそうなステーキ店に行くことにした。
もう、やけ食いだ。2人はステーキ200gセット(1400円)、私はチーズハンバーグ300gセット(1300円)をチョイス。(共にサラダ、ライス、ドリンク付き)
話は若干逸れていくが、私はサーロイン派である。(それが何だよ?)
幼き頃、父がホテルの厨房で働いていたので、よく肉やら刺身を持ってくることが多かった。(バブル初期)
ほんのりとピンクな鯛、光加減でエメラルド色に光るヒラメ、中トロまではいかないが、脂ののった赤身、ブラックタイガー、大人の腕の長さほどのタラバの脚。サーロイン、ヒレ、スペアリブ、テール。
サーロインは100g1万~1.5万円相当だったらしい。それを普通に1kg持って帰ってくる時代と父…。
子供の私に肉の部位や価値なんて知る由もない。魚だって、「今朝○○から仕入れてきた○万の活魚」であったはずだ。カニ鍋は折っても鍋から脚が出ている。
子供の贅沢『外食』でステーキは少なくて高い。同じ量なら、家計に優しいハンバーグを無意識に選んでいたため、大人になるまで外食でステーキを口にすることは無かった。
あるとき肉にこだわっているレストランに行って食べたときに「これは!!!!」と記憶から蘇った味はまさしくサーロイン!!
母によく「アンタは肉で育った。カニの脚を与えれば黙る。」と言われるが、まさにその通りだと確信した瞬間でもあった。
セットで、200g1400円のステーキは庶民の味の考えになってしまう。
ステーキ=サーロイン。 サーロイン=肉の味。
カニ=タラバ。 タラバ=鍋に入らない。
マグロ=ピンク。 赤身=サシ入り。
なんて逸脱した子供だったことか…。
残念なのか救いなのか、素材とは裏腹に貧しい家庭だったため、ステーキと白飯。刺身と白飯。という微妙な食卓を囲んでいた。
現在、若干の後遺症を残しながらも、味の記憶はしっかりと植えつけられている。
一通り過ごした後、時間は23時。帰り道に行ってみたかったお店があったことを思い出した。
あ~折角早い時間に会社でたんだから、そっちに行けば良かった…。
そのお店は1500円程度でイタリアンで、サラダ、ピッツァ、ドリンクが食べ放題で、パスタが1品選べるということろ。
肉が続くよりもマシである。
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