職探しは縁だと思う。
2週間前位に和菓子職人に応募してみたけど、すれ違いで連絡がなかなかつなかなった。
夕方電話がかかってきて、話をすることができた。
結果は『募集無し』で採用ならず。
私が研究職という何とも奇妙なジャンルからのアプライに戸惑ってもいたけど、履歴書から私の全てが分かるはずもない。
和菓子の繊細さ、技術は実験と同じと感じる。実験は料理に例えられるほど似ている部分が多い。
材料の準備、使用する機器のメンテナンス、作業の順番、品質の再現性、新なテーマの開拓、研究…
でも、募集は無い…。
でもこれも縁。
必ずしも同じ職種が有利とは限らない。
人が日常生活をするのに、料理は身近なもの。実験は未知なもの。
私はコッチ側だから違和感は無いが、アッチ側の人には異端に感じるだろう。
でも話ができたことによって、相手も不思議な職歴の意見を知ることができたと思う。
なんてったって和菓子の2代目だったから、家業を継ぐには職人としてプロだからね。その分、他の職業事情は知る機会は少ないと思う。
これも縁。あまり気落ちはしてない。
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